ゲッターとのなれそめ4：文庫版「ゲッターロボ」1,2巻<br><br><br>


リョウ、ハヤト、ムサシ。三つの命が一つになる時、人類最強のロボが誕生する！！</font><br />
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<br />
2002年の春<br />
妹の短大の入学式で、親のかわりに父兄として参加するために、妹の新居（アパート）に泊まりに来ていた<br />
その頃俺にはマンガを買うという習慣がなかった<br />
だから、本屋に言っても、マンガコーナーに行くことはなかった<br />
その日、たまたま妹と夜の暇潰しを探すために、本屋に行った<br />
目的の一部はゲッターロボ<br />
この頃原作が存在することをネットで知った俺は、原作が無性に読みたかった<br />
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昔の本だからと古本屋へ行くが見つからない<br />
あきらめて、普通の本屋に寄ったときのことだった<br />
黒い表紙に赤い文字の文庫本が目に止まった<br />
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「・・・ゲッターロボ？？？」<br />
<br />
そう、ゲッターロボの文庫版だった<br />
このときは驚いた<br />
まさか、こんなものが存在しているとは！<br />
折しもゲッターロボの文庫本が刊行されて間もない時期だった<br />
<br />
・・・奇跡だと思った<br />
上述したように俺にはマンガを買うという習慣がなかった<br />
だから、普段なら刊行されたことすら知るよしもないはずだった<br />
だが、普段行かない本屋にこんな機会だからと寄ることになり、そこで運良く文庫本が置いてある本屋に入ることができたのだ<br />
さらにそれを発見することができたのだ<br />
これを奇跡と呼ばずしてなんと呼ぶ！！！？<br />
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・・・実際この出来事がなかったら、ゲッターロボ原作版とは一生出会えなかったかも知れない<br />
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そんなわけで、このときゲッターロボ文庫版を購入した<br />
1巻だけか、2巻ともかは忘れた<br />
Gも売っていたが、それはスルーしたのは覚えている<br />
<br />
そして読んだ！妹の部屋で（笑<br />
もう妹を無視して貪るように読んだ<br />
<br />
狂気の空手家、竜馬<br />
それ以上に狂気の科学者、早乙女博士<br />
大臣殺害を企てる学生革命家、隼人<br />
そしてバカ担当、武蔵（笑<br />
<br />
凄まじいまでに個性を持ったキャラたち<br />
そこにはスパロボで見られるヒーローヒーローした姿は微塵もなかった<br />
元祖合体ロボットと呼ばれたスーパーロボットの原作が、こんなにもヒーローとかけ離れたものだったとは・・・<br />
<br />
そして2巻にてついに武蔵の最期<br />
帯にあった「これがムサシの最期だ！！」は伊達じゃなかった<br />
まさかこれほどまでに凄まじい最期だったとは・・・<br />
<br />
もう完全にゲッターの虜になっていた<br />
この年は、これから刊行される文庫版「ゲッターロボ・サーガ」を読むためだけに生きていたと言っても過言ではない<br><br><script><!--
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