22話 悲劇のゲッターQ

ストーリー概略
ゲッターQ(クイーン)を壊そうとする人影
それは、帝王ゴールの娘、王女ゴーラだった
ゴーラは人間の姿をしているが、恐竜帝国での成人である16歳を迎えると恐竜の姿へと戻ってしまうという
成人式は3日後の皆既日食の日
ゴールの話では、1億4千年前に恐竜は日食の日に滅び去ったのだという
その屈辱をはらすため、日食の日に成人式を行う
成人式では、ゴーラがゲッターQを駆ってゲッターを倒し、メカザウルス ギンが早乙女研究所を破壊する算段だ
その前にゴーラは早乙女家と最後のお別れをしたいと言う
ゴールはそれを許した

ゴーラは恐竜と人間が争うことに疑問を感じていた

ゴーラは13年前、親元不明ということで早乙女家で育てられた
ミチルの姉ミユキとして
そして5年前、神隠しにあったかのように、突如消えた
そのとき、ゲッターQの設計図も消えた

早乙女研究所では皆既日食に備え、ゲッター線収集装置を改良型に交換した
皆既日食のとき、ゲッター線はもっとも多量に降り注ぐのだという

リョウとブランコデート(!?)をしたミユキは、再び姿を消した

あくまでゲッターQに乗ることを拒むゴーラ
それほどまでにゴーラの決意は固かった

皆既日食前日、ギンが早乙女研究所を攻めた
対抗するゲッターだが、ギンの強さは圧倒的で、ゲッタービームもゲッターキックもゲッタートマホークも通用しない
左腕を切断され、墜落したゲッター1は絶体絶命の危機を迎えていた
そのとき、ゴーラが、ゲッターを助けるため、ゲッターは自分が倒すと叫んだ
その言葉を受け、ゴールはギンの攻撃をやめさせ、引き上げた

ついに皆既日食の日を迎えた
浅間山の噴火から現れるゲッターQ
ゴーラは、ミユキは死んだと宣言した
怒りに燃えるリョウたちは、ゲッター1でゲッターQをボコボコにする
慌てたゴールは、ギンを出撃させる
ギンに右脚を切断され、再び窮地に陥るゲッター1
ギンは止めを刺すべく、最後の攻撃を放つ
その刹那、ゲッターQがゲッター1の盾になった
体を串刺しにされながら、ゴーラは2人の父親に、ゴールを裏切ったゴーラの、早乙女博士を裏切ったミユキの、謝罪の言葉を伝える
「さようなら、お父様」
ゲッターQはギンに体当たりし、自爆した

「人間と恐竜が争うのはやめて
 同じ生き物同士が殺し合うのはやめて」

ブランコの競争ってなに?
どうやって勝敗が決するの?

娘に大甘な帝王にびっくり

それにしても、早乙女研究所と恐竜帝国にここまでドラマがあったとは…
いくらスパイとして送り込んだとはいえ、ここまで娘が人間に肩入れしてしまうとは、ゴールの予想外だったのだろう

ギンの強さが異常
ギンだけでゴリ押ししたらゲッターも研究所も余裕で倒せた気がするけど、娘のゲッターQで倒させたいというのは、ゴールの親心だったんだろうね
おかげで失敗したけど

ゴーラの裏切りは王道だけど、王道過ぎて泣ける
ゴールと早乙女博士、どちらも自分の父親とするゴーラの描写は秀逸

しかし、ゲッター作る技術あるんだな、恐竜帝国には

そういえば、今回ゲッターは動かないゲッターQをボコっただけか
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